瑞学園 入所部係長 小島 雄人(臨床心理学科卒)

スタッフインタビュー
仕事内容について教えてください。
五乃神学園の通所部に所属し、学園を利用される方々の生活支援を行っています。利用者さんが毎日落ち着いて楽しく過ごすことができるよう、日々取り組んでいます。
コロロ学舎を志望した理由は何ですか?
コロロメソッドに興味を持ったからです。特別な資格がなくても現場で支援ができ、支援力を身につけていけるところも魅力でしたね。学生時代、アルバイトで学童で働いていた時に発達障害の子と関わる機会があり、興味を持ったことも理由の一つです。
仕事のやりがいを教えてください。
やりがいは、工夫一つで結果が左右されるというところです。コロロメソッドに則った中で、支援の中に様々なアイデアや創造力を組み込むことで様々な反応を引き出すことができます。例えば、室内での活動が続くと決まって落ち着かなくなってしまう利用者さんのために、一日通して戸外で活動するなど、臨機応変な支援方法を工夫することで利用者さんも落ち着いていくんですよ。自分たちの対応の方法、工夫の仕方一つで利用者さんが落ち着いて楽しく過ごせるかどうかが変わってくるので、プレッシャーもありますが、一番やりがいを感じることができる部分でもありますね。
これまでで一番印象に残っている仕事は何ですか?
運動会の委員長を務めたことですね。コロロ学舎では毎年5月に全利用者、全職員が参加して全力で運動会を行うのですが、その最後に全員参加のダイナミックリズムがあります。その終盤で例年各チームごとに3つの手つなぎ円を作っているのですが、自分としては、みんなコロロの仲間なのだから全員で大きな円を作りたい!と前々から考えており、委員長になった年にそれを提案しました。
これからどんな支援を目指したいですか?
利用者さんが充実した人生を送れるような支援をしていきたいと思っています。例えば旅行では国内だけでなく、いずれは海外旅行も企画したいですし(瑞学園は海外旅行の経験があるものの、五乃神学園は開所以来まだ海外に行けていません)、遊園地でトコトン遊んだり、お洒落なレストランでディナーもしたいですね。お酒が飲める利用者さんには居酒屋やバーに行く機会があってもいいかな…とか、考えたらキリがないです(笑)ただ、そういった楽しめる活動を提供するためには、やはりしっかりとした日々の療育活動は欠かせないです。充実した生活を送っていただくために、日々の療育とバリエーション豊かなイベントの企画を両立させていきたいですね。
プライベートはどう過ごしていますか?
休みの日は買い物に出かけたり、好きなお酒を飲んだりと自由に過ごしています。シフト制なので平日が休みになることが多いのですが、平日遊びに出かけるといろいろな場所が空いていて得した気分になります(笑)
コロロ学舎を目指す方へメッセージを!
自分が働いているうえで大切にしている言葉が、『今戦えないものに、次と未来を語る資格はない』というものです。辛い状況に直面しても、そこから逃げずにどれだけ頑張れるかが一番大切だと考えています。コロロでの仕事においても、利用者さんの支援方法や行事の企画で悩み、苦しい思いをすることがないわけではありません。ですがそれを乗り越え、利用者さんのよい表情を引き出すことができると、やっててよかった!と心から思います。皆さんと一緒にコロロ学舎での充実した『今』を感じられる日が来ることを楽しみに待っています!